ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  TRACKBACK  CATEGORY  PROFILE  OTHERS
<< September 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< テロの女王 | main | 誉める >>
2012.09.01 Saturday

妄想の肥やし

 今日から北軽井沢の大学村という所にきている。まあようするに群馬の端くれだ。軽井沢のバブリーな別荘地と違って崩れかかった茅葺きの家とか普通にある。芥川一族や谷川俊太郎、大江健三郎とかいるらしい、文学の何か裏寂しい雰囲気濃厚な一帯である。
で、この滞在中の山小屋のウリは庭の五右衛門風呂だ。
下は照月湖なので断崖。空は木々で覆われうっそうとしている。周りには他の別荘も無いしひとの目はないはずなのだが素っ裸で暗闇の中の狭い五右衛門風呂につかるというのはなんとも言えぬ動物的本能の恐怖がつきまとう。下手すると沸騰して煮えるというのもあるが熊とか猛獣にやられそうなそんな感じの恐怖なのだ。最初は「ふー、東京はアチーのに涼しい中で風呂なんてサイコー」とかいい気になっている。が、だんだん「なんだ?今の音は?」「いま何かと目が合ったんじゃ!」と盛り上がってきてしまいヒョー!と慌ててタオルで隠し(必要ないのに)サンダル履いて家に戻るのだ。と、その時、だいたい惨事は起きる。
釜の敷居が熱くて異常に高いというのも慌てる要因であろう。
前回はオーソドックスに転んだ。
今回は履いたサンダルになにものかの昆虫が入っていたのだ。
ギョエー!とサンダルを吹っ飛ばし泥まみれの裸足で命からがら家の中に入りシャワーをあびる。。
最初っからシャワーってテもある。
いや、
暗闇ですっ裸こそ妄想の肥やしだぞ、と

コメント
コメントする