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2014.01.13 Monday

血反吐系

「寝不足なのに頭がグルグルどうでもいい思考に支配されて眠れない事が多い。そんなときはおよそ読書してから寝るのだがどうも選ぶ本がマンネリしてきた。そんな深夜、ヒルズ下のツタヤまでちょっと、、な生活じゃないんでKindleストアでいろいろ視聴のように視読(10ページくらい可能)してのめり込んだらその作品を買う事にしている。
芥川賞受賞作品とかいうカテゴリーから「きとこわ」と間違って長い事覚えてた「きことわ」をやっとアマゾンで探した。まあ芥川賞だからかものすごいカスタマーレビューの数だ。しかも恐るべき事にもの凄い評価低い。だいたいお嬢様バッシングぽい。その熱血なバッシングを読んでいたらふと皆このひとたちは文学というものに「血反吐」「自殺」「貧乏」を望んでいるんだろうなあと思った。まあ彼女と真逆にいるかのような構築美で華麗な漢字を使いこなしていた三島由起夫も派手に「自殺」いや自決しているし。「血反吐系」認定だろう。
そうそう「血反吐系」だってMDNAのように大成功を維持している努力家もいる、尊敬きわまりない。血反吐クイーンだ。
MDNA ワールド・ツアー」見て、ほんと舞台ってこうやって派手に装置を作っても負けないスターこそ出てほしい、、と思ったものだった。
対して「無性欲系」がある。なぜか私は街角で「無印良品」というこの4文字熟語を見る度に「無性欲系」の浸食を感じるのだ。音楽でいえば環境音楽とかまあラウンジ系とか昔の渋谷系とかその辺からはじまったような気がする。ドラッグクイーンや昔のアイドルのようにもちろん舞台は衣装で武装ではなく、いつでもスニーカーに帽子にポケットに手を突っ込み、、そのまんま舞台で歌ってしまえる。ファッションでも生活でも性は露出する事はない。なまじ露出されてもなんか透明でふんわりしているのだ。
ちょっと昔はあきらかに「血反吐系」の勝利だったはずが知らぬまに「無性欲系」が蔓延した現在、残念ながら「血反吐系」の私は濃いメイクで「顔色悪くない?」と言われるし、外出のとき(特に幼稚園のお迎え)は、いかにやり過ぎ感を抑えるか、、などといらぬ心配したりする。そうそう、昔から「無性欲系」にはもちろん憧れがあった。ノーメークでさらっと綿の服で部屋は散らかっているのに清潔感があって突然の来客でもカモミールティーとか出しちゃってみたかった。さらっと今時な人脈の知り合いの名前を会話に出しさらっと血筋の良さや育ちの良さを滲みださせ、もちろん実家は目黒区渋谷区あたりもしくは文京区とかだったり。。と。無性欲というか無欲でもじゅうぶん生きていける土台がある人たちを頂点(バッシング内容のきことわの作者のような、、)とし、そのピラミッドの下には「無印良品」的なエセ無欲なカジュアルな人々がいるのかもしれない。ガッツぃた生き方そのものがかっこわるいでしょ、は、本来ブルジョワの特権だが簡単に実行しやすいし浸透も早かったと推測する。
まあ生まれた時点で私は群馬だし、女子校サボったとて行く先は利根川だし、「血反吐系」で勝負するしかなかった。
作る曲もおよそ生きる事より死ぬ事メインのほうが燃える。
子供がいるのでそうそう簡単に「自殺」はできないのでややど真ん中「血反吐系」認定ではないかもしれないがかえって破滅に憧れを持つようになってしまったよなあ。
と、、
相反するものを目の当たりにすると自分の場が見えるもんだ、、と。昨日の夜「きことわ」を読み始めてもいっこうにのめり込めずかといって眠くもならず「血反吐」を求めるアマゾンのカスタマーレビューのほうが百万倍面白くてワクワク読みふけって寝たのであったぞ、と。
 
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